5月19日にDELLより発表がありました。
はじめに
平素は弊社製品に格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
表題の件について、ご利用のお客様には多大なご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。本件の原因、および同様の事象が発生した場合の対処方法を以下の通りご案内致しますので、該当のお客様はご一読の上、実施をお願い致します。
なお、本事象について情報の更新があり次第、改めてご報告致します。対象の環境
・ Windows 7 SP1 32-bit 、および 64-bit
・ Windows 2008 R2 (64-bit OSのみ)
・ 全ての言語において発生
影響の範囲
・ 2015年 5月度のWindows Update 適用後
・ 機種・メーカーを問わず、すべてのマシンでランダムに発生
概要
・ Windows Update直後の再起動時に、青い画面で停止してログオンできない。マウスポインタは動作可能。
原因
・ 調査の結果、Windows Updateに含まれる、「KB3020369」 に依存する問題であることが判明しました。
・ Windows Updateの際、「KB3020369」は他KBより後にインストールされる必要がありましたが、他KBより前にインストールされてしまったため、今回の事象が引き起こされました
対策
・ マイクロソフト社において、近日中にWindows Updateの修正が実施される予定です。「KB3020369」の修正が完了するまで、以下のナレッジに従い、自動更新を無効にしておくことが可能です。
➜ マイクロソフト社サポートサイト:自動更新を有効または無効にするには
・ 現状でも、「KB3020369」 と、その他のKBを分けてインストールすることで、この問題の発生を防ぐことが可能です。手動でWindows Updateを起動し、インストールされるKBのリストから、「KB3020369」を除外してWindows Updateを実施、その後、「KB3020369」のみのインストールを実施します。
復旧方法
事象が発生している場合は、以下のいずれかの方法でPCを復旧させます。
1. キーボードの 【CTRL + ALT + DEL】 キーを同時に押し、ログオン画面が表示されるか確認する。
2. ログオン画面が表示されなかった場合は、以下FAQの手順に沿って「Windows再開ローダー」からシステムを再開する。➜ 【 Windows XP / Vista / 7 】 電源を入れると “Windowsを再開しています” と表示され、Windowsが起動できない場合の対処方法
参考情報
Microsoft Support : Update 2819745 installation fails on an RODC in Windows 7 or Windows Server 2008 R2
すでにアップデートをしてしまいOSが起動しない状態の方、ご連絡いただければ早急に対応いたします。
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