BIGLOBEメールが急に送受信できない・パスワードを何度も聞かれる時の対処法【2026年7月・強制リセット対応】
こんな症状が出ていませんか
- Outlookで急にBIGLOBEメールの送受信ができなくなった
- 「サーバーのアカウント名とパスワードを入力してください」という画面が何度も出る
- 保存していたパスワードを入れ直しても、また同じ画面が出る
- テスト送受信で「-ERR invalid user name or password」というエラーが出る
- スマホでも新しいメールだけ届かなくなった(古いメールは見える)
心当たりのある方、パソコンやメールソフトの故障ではありません。BIGLOBE側でパスワードが強制的にリセットされたことが原因です。ご自身で何も操作していなくても起こります。
原因:KDDIメール基盤への不正アクセスとパスワード強制リセット
2026年6月、KDDIが提供するISP事業者向けメールシステムが不正アクセスを受け、BIGLOBEメールでは約502万件のメールアドレスと約463万件のパスワードが漏えいしたことが確認されました。
これを受けてBIGLOBEは予防措置として、2026年6月23日以降にBIGLOBEパスワードを変更していない会員を対象に、7月1日〜7月9日にかけてパスワードの強制リセットを実施しました。
リセットされた時点で、それまで使っていたパスワードは無効になります。Outlookやスマホには古いパスワードが保存されたままなので、サーバーに認証を拒否され、「パスワードを入力してください」という画面が延々と出る——これが今回の症状の正体です。
対処法:BIGLOBEパスワードの再設定
新しいBIGLOBEパスワードを設定し、それをメールソフトに入れ直せば復旧します。
手順1:BIGLOBEパスワードを再設定する
BIGLOBE会員サポートの「ユーザIDの確認、パスワードの再設定(電話認証)」ページから手続きします。
- BIGLOBEに登録した電話番号の電話機から発信する必要があります(登録電話が手元にあるか事前に確認を)
- 画面に表示される認証用電話番号へ120秒以内に発信します
- 非通知設定の方は「186」を付けて発信してください
手順2:Outlookに新しいパスワードを設定する
パスワード入力画面が出たら、新しいパスワードを入力し、「パスワードをパスワード一覧に保存する」にチェックを入れてOKを押します。
このタイミングでサーバー設定も最新の推奨値になっているか確認しておくと安心です。
- 受信(POP3):mail.biglobe.ne.jp / ポート 995 / SSL/TLS 必須
- 送信(SMTP):mail.biglobe.ne.jp / ポート 465 / SSL/TLS
- 送信サーバーの認証(SMTP認証):有効
実際の修理事例で遭遇した「3つの落とし穴」
ここからが本題です。当店で対応した実際の事例では、単純に「再設定して入れ直せば直る」とはいかない落とし穴が3つありました。
落とし穴1:家族会員アドレスは「別のID・別のパスワード」
今回のお客様のメールアドレスは「@○○○.biglobe.ne.jp」という形式(○○○の部分に3文字前後の英字が入る)でした。この形式は家族会員アドレスで、契約者本人(本会員)とは別の独自のユーザID・BIGLOBEパスワードを持っています。
強制リセットはIDごとにかかっているため、本会員のパスワードを再設定しても、家族会員アドレスのメールは復旧しません。家族会員のIDで、あらためて電話認証から再設定する必要があります。
落とし穴2:Outlookの新しい設定画面ではエラーで保存できないことがある
ポート番号の変更などをOutlookの新しい修復ウィザード(青い枠のモダンな画面)から行おうとすると、「問題が発生し、Outlookのアカウント設定を保存できませんでした」というエラーが出て先に進めないケースがあります。
この場合は、従来型の設定画面から変更すれば確実です。
- Outlookを閉じる
- コントロールパネルを開き、「Mail (Microsoft Outlook)」をクリック(見つからない場合は表示方法を「小さいアイコン」に)
- 「電子メールアカウント」→ 対象アカウントを選択して「変更」
- 従来型の設定画面が開くので、ここでパスワードやサーバー設定を変更する
落とし穴3:再設定しても、反映まで半日〜翌日かかることがある
これが今回一番の難所でした。電話認証でパスワードを再設定し、正しい新パスワードをOutlookに入力しても、「-ERR invalid user name or password」のエラーが消えない。Webメールにすら新パスワードでログインできない状態が続きました。
結論から言うと、何も操作せず翌朝には自然に直っていました。再設定の手続き自体は受理されていたものの、システムへの反映が大幅に遅延していたと考えられます。約463万件という大規模リセットの直後で、手続きサイトの混雑はBIGLOBE公式も認めていた時期です。
ここで重要なのは、エラーが出るからといって、すぐに再設定をやり直さないこと。正しく手続きできていれば、時間を置くだけで解決する可能性があります。焦って何度も再設定を繰り返すと、どのパスワードが最新なのか分からなくなり、かえって復旧が遠のきます。
再設定後にエラーが出たら、まず半日〜1日待ってから再試行してみてください。
あわせて注意したいこと
「接続パスワード」は絶対に変更しないでください。 今回リセットの対象になったのは「BIGLOBEパスワード」です。インターネット接続に使う「接続パスワード」は漏えいの対象外で、変更するとネット接続そのものが切れてしまう場合があります。
パスワードの使い回しをしていた方は、他のサービスも変更を。 漏えいしたパスワードを他のサイトでも使っていた場合、そちらへの不正ログイン(リスト型攻撃)のリスクがあります。
メールアドレスの変更も無料でできます。 漏えいしたアドレス宛には今後フィッシングメールが増える可能性があります。BIGLOBEは当面の間、メールアドレス変更サービスを無料化しています。
電話サポートの臨時窓口は2026年7月20日まで。 KDDIメール設定コールセンター(0120-487-751、9:00〜20:00、土日祝も営業)が設置されていますが、期間限定です。お困りの方は早めに。
自分で解決できない場合は
「電話認証がうまくいかない」「家族会員のIDが分からない」「Outlookの設定画面がどれか分からない」——そんな時は、PCQQにご相談ください。大分県宇佐市安心院町を拠点に、出張でのメール設定・パソコントラブル対応を承っています。
今回のようなプロバイダ側起因のトラブルは、パソコンに詳しい方でも原因の切り分けに時間がかかります。同じ症状でお困りの方の参考になれば幸いです。
同じようなトラブルでお困りなら
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